名ばかりの管理職でも残業代・休日出勤手当をちゃんともらえる方法

管理職の位置付け

管理職とは、労働現場において、労働者を指揮し組織の運営に当たる者を指すとされています。一般に管理職と言われている地位においては、管理監督者と管理職があります。

 

管理監督者とは、経営者と一体的な立場であり、出退勤の自由があり、地位にふさわしい待遇が与えられている者とされています。しかし、管理監督者に当たらない労働条件にもかかわらず、会社から管理監督者として扱われる役職の人達もいます。それが、管理職と言われている地位の人達に多く居ます。

 

管理職として扱われている地位には、部長、課長、係長などがあります。管理職として求められる能力には、リーダーシップ、問題解決能力、戦略的思考、ビジョン形成、部下管理能力などがあります。また、人事に携わったことや採用の第1次決定権があるなどの権限を有していることも、管理職として扱われる要因とされています。こうした解釈から、ファーストフード店などでの店長やチーフなども、管理職とされることがあります。